頭痛との戦い 7/7

ここで冒頭で触れた頭痛の種類ですが、当初は首のはりや肩こりからくる頭痛と思っていました。

症状としては後頭部中心の痛み、朝から、PCの後とかで温めると楽になるというものです。

ところがいつからか、片頭痛も併発していたようです。
こちらは月に１～２回くらい、ズキンズキンと脈うつような強い痛みです。
こうなるとストレートネックだけでは説明つかないのではないかと思います。
このころは対処法も暗礁に乗り上げ、どうしてよいかわからない時期でした。
ただひたすら薬か睡眠で痛みを和らげる他なかったです。


そして、頭痛を感じはじめてから７年目。小生、大病します。

その時の闘病記は後日書きますが、血管内手術なるものを経験しました。
血管の中にカテーテルを通して、手術するというものです。
このカテーテルを太ももから内頚動脈なるところを通って頭へ向かって進めていくのですが、後で聞いたところ首の血管が変な流れになっているので、そこを通すときは一人が小生の頭を持ってひねりながら通したそうです。

そしてこの手術が終わった後はわかりませんでしたが、しばらくして首が痛くないことに気づきました。
そうか・・・カテーテルで首の血流を治して内頚動脈とかいうところの掃除になったのが良かったのかなと。

首が楽になって頭痛が起きなくなったのは幸いでしたが、少し気になったので退院してから、再度頭痛について調べてみました。

内頚動脈をいじってよくなったので、そこが原因なのは・・・

え？群発頭痛？

群発頭痛の原因は定かではないらしいですが、確かに群発頭痛は男性に多いですし、目の奥が痛かったりしましたし、一部症状があてはまるところもありますが、最大の特長である激痛はなかったです。
いや確かに痛かったですが、全然そこまでではないです。

痛みが軽い群発頭痛なんかあるのでしょうか。

それ以降は目の奥やこめかみを中心とした頭痛はなくなりましたので、やはり原因は首の血管（内頚動脈）しかなように思います。

もっとも未だに首・肩こりは相変わらずですが、頭痛につながるほどではないです。
たまに寝起きに痛むことがありますが、セデス１発で、日常生活に困ることはなくなりました。


ちなみに後日手のしびれで整形外科へいった際に、首をサポートするブレース（首にまく柔らかい板のようなもの）をいただきました。
これをTV見ている時とかにしておくと、しびれはもちろん、頭痛もあまり起きなくなりました。

結果として、確たる原因も確定できず、いつの間にか治ってしまったという結果なので、頭痛で悩まれている方の参考にはならなかったかもしれませんです。

超長文におつきあいいただいたのにすみません。

ですが、今回で原因が一つではなかったことが何となくわかりました。
そしていろいろな治療を試したのは、お金はかかりましたが、原因を推測するための知識は多少なりとも身についたかと。
そしてもし以前のような事があったら、今度は頸部の血液とか神経など、内科的な診療をしてもらうのがベターかと思いました。（小生の場合に限るかも）



また、小生は医を学んだわけではありませんので、本記載は医学的根拠はありません。
また特定の治療や薬を推奨するものではありません。
あくまで体験に基づく所感であることをご了承ください。

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頭痛との戦い 6/7

それでも１年くらい通ったでしょうか、そこをあきらめて、順序は逆ですが整形外科に。

我が町で一番はやりのところです。お年寄りばっかりで２時間待ち。
レントゲンを撮ったりで、診断結果はストレートネック。
首のアーチがなくなってくるので、首の痛みや肩こりが起きて、頭痛になるというもの。

しかし治療は電気をかけたり、理学療法士によるマッサージだったりで整体院とほとんど変りません。
もっとも原因がわかったので、結果的にはよかったかもです。
治療は気長にとのことでした。

１回２時間待ちを通えと？無理です。１回家かえって考えます。

ただしよかったことも。
ここで処方されたスミルチックという塗布剤ですが、小生と相性よく、非常に効いてくれました。
中身はCMでもよく耳にするフェルビナクです。市販品にもフェルビナクを使ったものがたくさんあります。
これは頭痛の治った今でも、整形外科でいただいて首・肩こりなどに使用しています。

さて、ストレートネックなる診断をいただいてもどうしたものか。
そうこうしているうちに痛みも相変わらずなので、もっと短期間で治す方法はないものかと模索します。
以前置き鍼がいい感じだったので、今度は鍼灸専門を探しました。
するとツテがあって都内の鍼灸を紹介していただけることに。

なんでもたいていの症状は３回の通院で治るとのこと。
ただし高い。鍼灸+整体+気功で１回15,000円。女医さんだそうです。
クリエイティブ業界の人が多くかようこの店、小生の業界の端くれとしていってみることに。

受付をすませてから問診。なかなか美人な先生です。

診察台へあがってから軽くマッサージでほぐしたりしつつ鍼治療へ。
鍼は初めてと伝えたら・・・

先生、討ちすぎです、ニヤニヤしながらうつのはやめてください。
この先生、楽しそうに鍼討つんですよ。M気質の人にはたまらんです。

それで肝心な鍼ですが、まったく痛みはないです。
ただ悪い箇所にささると、ズズッズズッという抵抗感。
鍼が進んでくる感覚がはっきりわかります。

そんなこんなで1時間近く治療した後は別のベッドに移って気功タイム。
ゆったりとしたマッサージのような治療を受けます。眠りそうです。

これでおしまいかと思いきや、最後に鍼。三鍼？
足の甲と頭頂部と足に長めの鍼を・・・ん？あまり痛くないです。
なんでもかなりの痛さと聞いていたのですが・・・。

なんでも、特に悪いところのない人には相当痛いそうです。　
やはりかなり症状は悪いみたいです。
これは真剣にかよわねばと思いました。


その後３回ほど通ったのですが、症状はかなり改善されました。
もともとストレートネックなので、骨はすぐに治らないにしても、頭痛が少なくなったのは助かります。
ですが何分１回の治療が高くで、それ以上は通えませんでした。

頭痛との戦い 5/7

さて、頭痛の話にもどります。
当然薬だけでは、根本的解決になりませんので、原因を求めてさらに彷徨うことになります。

次にあたってみたのは、整体・鍼灸です。
保険がききます。
しかしなぜか厚生労働省は整体や鍼灸を保険医療機関と認めていません。
でもやむおえないと認めた場合のみ健康保険が使えるそうです。

（´・ω・`）先生、意味がわかりません。

鍼灸の場合は、医師の同意書や診断書があるか、主治医の整形外科医に同意書を書いてもらって治療を切り替える場合は保険適用になるそうです。

面倒くさっ！

しかし整体院では同意書は必要なく、その代わり病院などで同一の治療を行わないことという条件付き。まぁよくわからないけど、整体院へかようことに。

整体院での治療は、首や肩をかなり痛めてるとのことで、広背筋あたりにあったかバッグを置いて15分。軽いマッサージ。
あと置き鍼。
置き鍼とは、丸いテープの内側に細くて短い金属の鍼が貼ってあり、それを患部に貼っておくというもの。
意外に効果があります。

これも通った直後は楽になりましたけど、根治はしませんでした。
しかも効果がだんだん薄くなってきました。