抜けないだるさ -2- [周期性四肢麻痺]
炎天下を歩き回るという無茶をした日から数日、疲れはとれた感がありましたが、まだなんか体がだるい感じがします。
ただそのだるさが運動をしたり、筋肉痛の後のような感じで、その時はあまりいやな感じではありませんでした。
だからたいして気に留めていなかったのです。
そして4日目くらいからだるさの種類が変わります。
最初は運動した時のようなだるさから、足だけ重力がましたような感じへ。
うまく言葉にできないのですが、足だけが何キロも重くなった感じです。
昼は気にならないのですが、夜寝ているとだるくなってきます。
トイレにいくため起き上がる時、何かにつかまり腕の力で起きないと立てません。
そのだるさも1日では回復せず、数日続きました。
そんな状態が2~3日続き、明日には直るだろうと様子を見ていると、ついには夜だけでなく朝も足が重い状態となります。
もはや自分の意志で持ち上げにくくなりました。
その頃から、今度は腕も重くなってきたことに気づきます。
指先は普通に動かすことができますが、手首におもりをつけたように腕全体は重くて持ち上げにくいという感じです。
炎天下を彷徨った日から5日目、ここまで重くなってきた順序は左足→右足→左腕→右腕という順番。
そしてついに四肢全部が重くて動きにくくなります。
「やばい、これは進行してる。ただごとではないぞ」
夕方すぎくらいに家内に救急車を呼んでもらいました。
その時点では階段を下りて、家の外に出るまで自力で行かれましたが、そこから5分ほどで手足を自分の意思で動かすことが全くできなくなります。
幸いなのは頭はいつも通りですし、特に気分が悪いということもないこと。
それだけに手足のみが動かないということに徐々に恐怖感が増していきます。
10分ほどで救急車到着。
手を借りてなんとか救急車に乗ると簡単に病状をきかれます。
その間救急隊員が病院探し。
近くの病院ではなく、車で20分ほどの隣市の総合病院へ運ばれました。
病院到着後は少し長くなりますので次回に。
タグ:周期性四肢麻痺
コメント 0