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退院精算 -11- [脳動脈瘤]

2011年10月下旬
 
 
脳動脈瘤編の最後は退院時の精算についてです。

小生がそうでしたが、検査や手術、入院する際はやっぱり費用が気になって調べたりします。
病状や治療方法によって、費用がバラバラなのは当然ですが、やはり目途ぐらいは知っておきたいです。当日請求されて払えなかったら困りますからね。

小生の今回の手術はかなりかかると知らされていました。
数百万くらいだろうと。

払えないっす。
いくら高額療養費制度があるからといって、そんな一時金払えないですよ。

そんな時の切り札、限度額適用認定証です!
もちろん事前に申請して入手しておきました。
これで手術費が数百万かかろうと、 ”80,100円+(総医療費-267,000円)×1%”で済みます。

例えば今回5,000,000円かかったとすると、
80,100+(5,000,000-267,000)X1%=127,430円となります。
とりあえず、この金額+αを用意すればなんとかなりそうです。
医療保険は診断書がないと給付されないので、そちらをあてにはできず、なんとか上記金額を用意しました。

後から聞いた話ですが、手術が終わって小生がICUにいる時、妻と両親が主治医に呼ばれて、術後の説明があったそうです。
その時に、先生が費用のことを心配して切り出してくれたんですが、妻が自信満々に限度額適用認定証を出したようで、先生が準備のよさに感心していたそうです。
さらに退院したらすぐ給付されるよう、保険会社の手続き書類も取り寄せていたので、完璧です。


さて退院です。
退院の精算が準備できると、看護師さんが金額を書いた紙を病室まで持ってきてくれる予定です。

きました。¥144,750。
逆算すると約680万円です(・ω・;)マジカ!
持っててよかった認定証です。

ちなみにこの費用は8日間の入院と手術、ICUの費用ですが、金額の大半は5.7mものプラチナのコイルです。
また、食事は保険の対象外で減額されていませんので、最終的な金額にプラスされます。給食費1か月分くらいですが。

それと、今回の入院中、神経内科の先生の回診や薬の処方がありました。
もちろんこれは脳動脈瘤の手術とは全く関係ない病気ですが、入院中である場合はすべて含まれて精算されます。
つまりこれも限度額適用認定されるということ。豆知識です。


さて精算が終わったら受付で、保険申請用の診断書発行手続きをしてナースステーション(NS)に戻ります。
NSでは退院証明を発行してくれるので、それをもらい、手首にまいた入院タグをはずしてもらったら全ておしまい。

脂っこいものが無性に食べたくて、KFCによってから帰宅です。

以上が小生の脳動脈瘤の顛末記です。
手術前、入院中、退院時と妻には本当に助けてもらいました。
深く感謝です (*´▽`)

退院後は定期的に検査をうけにいきますが、残念なことに、しばらくして後遺症らしきものがでてきます。やっかいな話になるので、そちらはまた別のテーマで。


タグ:脳動脈瘤
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