日程決定 -6- [脳動脈瘤]
検討期間 -5- [脳動脈瘤]
検査結果 -4- [脳動脈瘤]
2011年9月上旬
アンギオの検査結果がでました。
結果は・・・
先生「海綿静脈洞内の、内頚後交通動脈にできた20mmの動脈瘤です。」
(・・・静脈ですか?動脈ですか?日本語でお願いします)
と思いつつ神妙にモニターを見ると、以前MRAの結果でもみましたが、枝分かれした血管の間になにやら袋のようなものがはっきりと映ってます。
場所について聞いてみると好発部位といって、わりとよくできる場所らしいです。
また、脳動脈瘤が破裂すると俗にいうクモ膜下出血。死につながる割合も高いですが、小生にできた動脈瘤の場所は、破裂しても命は助かるかもしれないが、右目はおそらく失明するといわれました。
ただし安心材料もあります。
先生いわく、
「幸い血管とくっついている部分は広がっていないので、コイル塞栓術は可能でしょう」とのことです。(*´▽`)ホッ
先生「ですが大きさもあるので、簡単ではないです。コイルも大量に必要でしょう。もう1度よく考えて、手術するかどうかを次回聞かせてください」
考えるもなにも・・・
開頭は難しいならこれしかないのでは?手術をしないと選択肢もあります。
何度も書きますが、手術をしないという選択しは今まで全く気持ちが動いたことはありませんでした。
先生いわく、未破裂脳動脈瘤には3つの対処法があるそうです。
1つは経過観察。
2つ目は開頭して動脈瘤をクリッピング。
3つ目はコイル塞栓術っです。
しかし、場所的に2は難しいと。
のこるは経過観察かコイル塞栓術か。
いや、考える余地はないでしょう・・・
調べたところ、動脈瘤がなにもせずに破裂する確率は0.5%~1%くらい。瘤の大きさによって変わりますが、1%というのは10mm程度でその確立です。小生はその倍の大きさです。
それでも、仮に1%としましょう。しかしこの確率は1生涯ではなく、毎年です。
5年での破裂確立は、1%×5年=5%。10年で10%です。
また、最近では、脳の後ろの方に位置する動脈瘤はこれより高い確率で破裂することが分かったそうです。
小生、20mm・・・後交通動脈・・・チェックメイトですね。
手術を躊躇するほど年はとってないこともあり、即断でした。
「ま、先生にまかせておけばなんとかなるっしょ」という気持ちです。
もちろんここで手術をお願いするといっても受け付けてくれません。
セカンドオピニオンを求めるもよし、家族とよく相談して決めてくださいとのことです。
実は、その後調べたところ、脳動脈瘤の治療には、クリッピング(開頭)とコイル塞栓の他に、トラッピングといって動脈瘤を迂回するバイパスをつなぐ方法もあるそうです。
平気なつもりでいても、事前にネットで調べた時は全くこの方法に行き当たりませんでした。きっと無意識で焦りとかいろいろあったのかなぁと思います。
次の受診時には、手術のお願いと段取り説明をいただくことにして本日は帰宅です。